巷で話題のRadeon RX470 MINING 8Gモデルを改造する!

映像出力端子がついていない、Radeon RX470のMININGモデルが大量に出回っていて秋葉原やTwitter等で祭り騒ぎになっています。
2018年の年末からこの商品は流通していましたが、その当時はさほど騒がれていませんでした。
例のシリーズは下記があった
#例のグラボ Radeon RX 470 8G GDDR5 MINING QUAD
https://www.ark-pc.co.jp/i/41209217/
まだ在庫ありの模様(2019/1/28現在)

#例のマザボ H110 Pro BTC+ 3,000円
#例のCPU Celeron G3900
#例のメモリ Corsair VENGEANCE LPX DDR4 8GB×2枚 6,980円
#例の電源 Corsair RM1000x 9,698円

例のマザボとCPUは元々セットで売られていたらしいが、バラバラの事もあるようです。
さて前置きはこんなところで、実際に改造に移っていきましょう!

※改造にはリスクが伴います、破損やコンデンサチップの焼損などの危険が伴う場合があります。改造する場合は覚悟した上で自己責任で挑んでください。
 ショップの保障なども全てなくなります。

使用工具

・半田ごて(ダイソーなどの安いものでもある程度の温度が出ればOK)
・各種ドライバー
・電動ドリル(無ければ糸鋸など)
・リューター(普通の鉄やすりなどでも可、ダイソーのダイヤモンドヤスリでもOK)
・折れない心

YouTubeの動画

Radeon RX470を分解する

まずは分解していきます。背面の封印シールがある4つの銀のネジはクーラーを外したあとからでも問題なさそうです。
ただ、ヒートシンクはグリスの固着で結構硬いので全部外しても簡単には取れません。

該当箇所をジャンパーまたはハンダ付けしていく

チップ積層セラミックコンデンサ

0.1μf 50V X7R 1005
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-13377/
セラミック積層コンデンサを使用した改造方法

ポリウレタン銅線

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-09583/
2UEW ポリウレタン銅線を使用した改造方法
難易度的にはポリウレタン銅線でのジャンパーのほうがハンダ箇所も少なく、楽ではあるがノイズが入るという声もあります。
また、ポリウレタン銅線は銅線の周りが保護されている為、半田が当たらない箇所には透明な被覆があるため絶縁処理は不要です。

ブラケットを加工

元々のPCIブラケットはHDMI端子用の穴が開いてない状態になります
これを加工してHDMI用の穴を新規に作成します。(動画参照)
僕はドリルを使用し、穴を開けましたが、糸鋸やハンドソーを使用して下を貫通させる方法もあるようです。

再組み立て

逆手順にて再組み立てをしてハードウェア部分は完了になります。

ドライバインストール

AMDのサイトからRadeonのドライバをダウンロードしてインストールする。
Graphics→Radeon™ 400 Series→Radeon™ 400Series→Radeon™ RX470→送信

BIOSの書き換え

BIOS ROMとToolのダウンロード

BIOS Sapphire RX 470 8GB BIOS(NITRO+)
AtiFlash
CPU-Z(無くてもOK)

コピーぺで使用する場合の前提条件

解凍後AtiFlash「フォルダ名:atiflash_284」をCドライブ直下に移動してする。フォルダ名がatiflash_284でない場合はリネームしておく
解凍後、BIOS ROMはRX470.romにリネームしておき、atiflash_284のフォルダ内に移動する

AtiFlashを起動

AtiFlashを起動し、現在のBIOSを念のためバックアップをする

PowerShellまたはコマンドプロンプトを起動

PowerShellまたはコマンドプロンプトを右クリックして管理者権限で起動する
自分の環境に合ったものを一行づつコピペしていく
※この際にPCI-Eスロットは一番上の1番スロットを使用する事
それ以外を使用する場合は
2番スロットの場合は0を1に
3番スロットの場合は0を2に書き換えて下記コマンドを実行する
下記では\と表示されているがPowerShelやコマンドプロンプトでは半角¥と表示

PowerShell用

Set-Location C:\atiflash_284

.\atiwinflash -f -p 0 RX580BIOS.rom

コマンドプロンプト用

cd C:\atiflash_284

.\atiwinflash -f -p 0 RX580BIOS.rom

ポップアップメッセージが出れば完了!

CPU-Zなどでグラフィックスの情報を確認して問題なくRadeon RX470と認識していれば完了です。
お疲れ様でした。

まとめ

話題になっていたRadeon RX470 MININGモデルの改造を行っていきました。
ハンダ作業に慣れている人でもセラコンの1005を手作業でハンダするのは骨が折れる作業です。
DIY初心者の方にはあまりオススメできるものではありませんが、チャレンジ精神は大事なのでチャレンジしたい方は6,500円を溝に捨ててもいい覚悟で挑んでみてはいかがでしょうか?w
※致命的な損傷で無い限り、失敗した場合全てのセラコンを除去してCrossFireのセカンダリとして使用する事も可能かとは思います。

半田ごてはダイソーなどで売られているものでも、時間をかけて小手先をきちんと暖めれば問題なく使用可能です。