ヤフオクで偽CPUが大量に出回っている!
現在主流になっているジャンクCPUはRyzen9 3900Xです。
CPUのヒートスプレッダを削り、前の情報を消したうえで偽CPUの情報を書き込むリマーク品という偽物が出回っています。
そんな偽物に騙されない為には自衛策が必要です、怪しいCPUは購入しないように注意しましょう!
YouTube動画 その1
YouTube動画 その2
Intel CPUの場合の正規確認方法
https://supporttickets.intel.com/warrantyinfo?lang=ja-JP
IntelのCPUにはFPO(バッチナンバー)とATPO(シリアルナンバー)を確認する事が可能です。
FPO(バッチナンバー)はCPU(プロセッサー)にも記載されています
画像で言うと一番下の行がFPO(バッチナンバー)になります。
2Dマトリクスには、CPU(プロセッサー)の完全なATPO(シリアルナンバー)が含まれます。
2DマトリクスはQRコードと同様の2次元コードになりますが、画面上をスキャンできない事も多いので右下のATPO(シリアルナンバー)の一部を入力しましょう。
保証内容の確認の製品タイプをプロセッサーにしてバッチナンバーとシリアルナンバーを入力し、製品の確認を押せば正規品かどうか確認する事が可能です。
「製品が見つかりませんでした」と出る場合はそのCPUは偽物でしょう。
「入力した ATPO は、トレイ版プロセッサーであることを示しています。」と出る場合もありますが、これも正常です。
トレイ版プロセッサーとは何か?という疑問があると思いますが、ASUSやDELLなどのメーカー製PCに導入されているものがトレイ版プロセッサーと呼ばれています。
AMD CPUの場合
残念ながらIntelのようにWeb上で確認する方法がありません…
今回のRyzen 9 3900Xのようなリマーク品であれば、正規品と比べたときに様々な違いがあるので、比較して買うしかないですね。
簡単な比較情報
- 9と3の字体の違い
- 中央ロゴの字体の違い
- 下部の情報の位置が左にずれている
- シリアルナンバーの一部が固定になっている
- UGがレーザー刻印になっている
Ryzen 9 3900X 偽シリアル情報
BF1925SUT 4351637S9****
BF1930SUS 4351637S9****
****の下4ケタはランダムになっています
ヤフオクなどで必ず注意する点
動作未チェック・ノークレーム・ノーリーターンは基本的には動作しない物だと思った方がいい
評価は必ずチェックしましょう!
評価が多くいい評価が多数あったとしても大半の人は評価で偽物だったからと悪い評価をする人は意外に少ないのです。
少しでも悪い評価があり、偽物っぽい評価があった場合にはその人から購入するのは辞めましょう。
また、同じようなジャンクCPUを大量に出品してる場合も怪しいです。
まとめ
偽物ではないCPUも稀に出品されていますが、大半は動かない・不動品を偽装したCPUの可能性が高い。
そもそもが低価格帯のCPUであればジャンクCPUでも動く可能性はあると思いますが、高価格帯の商品の未チェック品はかなり怪しい。
ジャンクCPUを買う前のリサーチは大切!
買うならお金をドブに捨てる覚悟で買いましょう。